過去分2005y 10月4日

こんにちは、鈴木です

10月になりましたねー、

すっかり秋ですね(^^)

ちょっと寂しい気がする季節ですよねー、仕事的には快適ではかどります



さてっ!今日はちょっと点火時期の計測方法を写真入りで説明してみます

これは結構マフラー、エアクリーナー交換のみみたいな車にも

良くあることです!


例えば、一般的なROMチューンやノーマル状態のECUを使用

したり、サブコンを取り付けている場合でも一緒なのですが

みなさん、タイミングライトを使用して点火時期の調整をしていると思いますが

上記のような場合で

マフラーやエアクリーナーなどをかえただけの車でも

タイミングライトでは各補正がかかってしまいますので

正確に表示はされていません、RB25やSRなどは、

ここでそのまま調整してしまうと

最悪エンジンブローにつながります、これが結構多いんです(お店が多い、、、、)

1アイドリングで点火時期をタイミングライトで調整

2そのまま、だと低く表示されているので、調整
ノッキングがでてブロー

3何度やってもブロー、、、、

みたいな感じで入庫する場合です

これは、みなさんボンネット裏などの

規定値にちゃんとあわせているのですが、、

とおっしゃいますが、ここが落とし穴です

点火時期というのは、アイドリング時〜低速域、水温などで補正されているので

正確にタイミングライトで見るのはなかなか知識がないと難しいのです

(ていうか、ほぼ無理)

ですので、正確に点火時期を確認、調整する方法はというと

3通りあります

1つ目はECU内部で各制御アドレス(アイドリング安定化機能、水温補正、その他4箇所)を

解除、点火補正MAPをイニシャル×1の状態へします、これでタイミングライトで確認すれば

表示角度は正確に表示します

2つ目はディーラーなどのコンサルトを利用する方法です

3つ目は面倒ですが、機械的に正確に確認する方法です



今回は3つ目を説明してみましょう

まず、一番ピストン上死点をダイヤルゲージで確認します

次に、クランクに全周分度器をセットします

こんな感じです

*上死点は必ずダイヤルゲージなどで正確に確認してください

こんな感じで自分で基準のゲージを取り付けると良いです(^^)


そして上死点を確認したあと、

自分が設定したい点火時期に90度を+してください

例えば上死点前20度だとすると、90+20で、110度となります

これは、どういう事かというと、ECUの一度信号の基準がクランク角センサーの

90度信号を基準としている為です、ですので、90度位置から+何度にするかで

点火タイミングが決定されるためです

ですので、20度設定の場合はクランクを上死点手前110度

に合わせてください、クランクを半時計回りに110度です

そこで今度はLEDの登場です!

クランク角センサーのカプラーの信号線とアース線にLEDの端と端を

カプラーの配線に割り込ませてください。クランク角センサーカプラーの

端と端につなげればOKです
こんな感じです

この状態でI/GをONにしてクランク角度センサーをまわして

LEDが点等するポイントを探してください、

点等するポイントが見つかったら、LEDが消えるところまで

戻してください、その戻してLEDが消えた、すぐのポイントが

正確な点火位置信号となります

後は元に戻して完了です!!

とこんな、感じですちょっと手間はかかりますが

これが、誰にでも?できる一番確実な方法です

エンジンセッティングで最も重要な点火時期!

ここで手をぬいたセッティングの車はそれなり、、、、

という事も覚えておいてくださいねー

それではっ

ブラックライン鈴木