過去分 2006y2月28日

こんちはっ!

鈴木です、いやいや、寒くなったり暖かくなったり、

晴れたり、雨ふったり、、、本当に天候が変わりやすいですねー

みなさん、体調は大丈夫でしょうか?

自分はちょっと崩し気味です、、、、


さて最近良く聞かれる事が多事なのですが、

インジェクターを交換するようなお見積もりを製作する際

自分は割と、多い杜出量のI/Jをお勧めする事が多いのですが

<なぜですか?他のお店では550ccを勧められましたが、、、>

という事を良くお客様に聞かれる事が多いです、これは

レスポンス&トルクを稼ぎたい為です

もちろん、ブーストアップやライトチューンなどでは、シングルポンプで

ある事が多いので、ピークでは600psまで、、というのが

ほとんどです、つまり、550psで6気筒であれば、550ccの全噴射で

近い数字にもってはこれます、4気等であれば、360ps程度までは550ccで

いける計算になります、その車の仕様がそれを下回るギリギリであれば

大丈夫ではないか?という方が多いのですが

これは、先にも書きましたが、ピークパワーの為ではないのです

特に4気筒のターボや6気筒で車重が重いくるまや4駆の車などには

杜出量の大きいI/Jをお勧めしています、カムが入っていてオーバーラップを

大きくとっている車にも有効です

なぜか?というと車はたち際、0km/h発進やシフトアップ時やパーシャル時からの

加速時などには、車は重くなります、この時、その車の慣性重量に対して

加速を感じる時間内に燃料が足りているか?

という事なんです、もっと砕いて説明すると、例えば1,5tの車を40km/h巡航中に

さらに加速したい場合で人間が感じる時間内に体感できる加速度をつけると

ぐぐっ!ってトルクを体感する訳です

その車には、時間内に缶コーヒー一本分の燃料が必要だと仮定します

そうすると、I/Jが小さければ、大きいI./Jに比べて

その容量まで杜出させる為には時間を多く必要と

してしまいます、大きいI/Jであれば、その杜出回数は少なくて澄み、

結果、レスポンス、体感トルクが大幅に変わってくるわけです

それだけでは、ありません、例えばあまりパワーが無い車、ノーマルや

NAの場合は速い車の加速について行けなかったりするわけですが、

その場合、レース等ではスリップストリーム、という方法を用いて

前の車の空力を利用できるまで後方に近ずいて、ひぱってもらう

訳です、これにより風の抵抗が減るので、少ないパワーでも車速をのせる事ができる

わけです、しかし、この際に、たち際でトルクがなく置いていかれてしまうと

パワー差があるので、スリップに入る事ができません、その後の

ストレートの車速もあがらず、結果タイムロスとなります

つまり、当店でお勧めする、ポンプ配線を製作したりするのも

同じ理屈からなのです

自分は意味の無い物や、効果のないチューニングはしないように

日々勉強しています

ブラックラインチューン、ノーマルであっても、バリっと速い!

そんな車をもっと増やしたいです

ブラックライン鈴木